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焦点:短観が裏付けた供給力不足、物価上昇材料に



焦点:短観が裏付けた供給力不足、物価上昇材料に


ロイター 7月1日(火)17時15分配信








[東京 1日 ロイター] - 6月日銀短観では、設備や雇用の不足感が構造的に強まる姿が浮き彫りとなった。供給力の制約が物価上昇につながるという黒田東彦日銀総裁の指摘を裏付ける結果と言える。



ただ、自動車生産の先行きに不透明感が漂っており、楽観はできない情勢だ。大幅悪化予想の4─6月国内総生産(GDP)や円安効果のはく落で物価低下の圧力も働き、消費者物価が上下どちらに動くのか予断を許さない展開が続きそうだ。



<設備や雇用の不足感強まる、物価上昇要因に>



設備や雇用の需給も引き締まり傾向にあり、日銀はなかなか動かないだろう──。6月短観では、増税直後にいったん緩んだ人手不足感や設備不足感が、この先再び強まっていく構図が浮かび上がり、市場の一部では、業況判断DIの動きとは別に、物価上昇圧力の継続をみてとり、追加緩和の可能性が一段と後退しているとの見方が出ている。



「予想以上のスピードで労働需給がタイトになり、GDPギャップが縮小してきている」という黒田総裁の6月記者会見での発言が、そのまま当てはまる結果となった。



雇用人員判断は、すでに全規模全産業で大幅な不足超過に陥っており、特に中小企業では、バブル崩壊後最も大幅な不足超過幅となっている。



大企業では、製造業に小幅の余剰感が残っているため、全産業ではマイナス6と中小企業全産業のマイナス12の半分程度の不足感だが、ロイター6月企業調査では非製造業の65%で人手不足の部署を抱えており、こうした状況は3年後もほとんど変わらないとみている。



設備不足も鮮明だ。先行きは大企業から中小企業まで全産業で不足超となった。このため、14年度設備投資計画は大企業製造業で過去5年間でも最も勢いが強まっている。



  景気回復の力が強まれば、雇用も設備も不足傾向が次第に鮮明になる。ただ、足元は増税後の反動減が顕在化、その先の回復力もさほど強まっていない。



その中で今回のような結果が出ていることから、「一時的ではなく、構造的な人手不足を反映している可能性がある」(SMBC日興証券)とみられている。



すでに6月の失業率は3.5%まで低下している。日銀では、失業率が3%台半ばまで下がると過去の検証からも賃金が上がり始めるのは不思議ではないと分析。構造的な人手不足が賃金上昇につながることへ自信を深めているもようだ。



  <物価上昇への確信で分かれる日銀と市場>



日銀内には当初の予想以上の物価上昇を歓迎しつつも、最近では物価上昇だけが突出することへの警戒感を示す声も出てきている。



黒田総裁はこのところ「量的・質的緩和を着実に続けていく限り2%は達成できる」と自信を示す一方で、「実質成長率は非常に低いままということは好ましくない。中長期的にみて成長率を高めていくための政府・民間の努力は、極めて重要」と何度も主張している。



人や設備の供給力を高めることで、ゆっくりとした物価上昇のもとで財政再建を図る時間的余裕を作り、2%達成時には経済全体が金利上昇に対する抵抗力を強めている、という構図をつくりあげるのが黒田総裁のシナリオとの見方が、日銀内では広がっている。



もっとも市場ではそうした日銀の考え方に距離を置いている。これから円安効果のはく落で、物価上昇率は弱まるとみているからだ。



JPモルガン証券では「今後の焦点はコアCPIが秋口にかけ低下していく中で1%を切るかどうかだ」と指摘。



加えて、供給力の低下が需給ギャップを縮小させてきたとはいえ、4─6月のGDPはマイナス5─6%が予想されており、いったん物価低下圧力が生じそうだ。



<回復の遅れ予兆させる自動車>



  何よりも気になるのが、生産のけん引役となる自動車産業の動向だ。短観でも、先食い需要の大きかった自動車の弱さは際立つ。



業況判断DIは足元23ポイントも悪化したが、先行きの改善幅は1ポイントにとどまっている。5月鉱工業生産でも輸送用機械の生産は6、7月も悪化が続く見通しだ。常に生産動向をけん引してきた輸送用機械の先行き懸念は、日本経済のエンジン「不調」を予感させる。



もし、自動車生産の調整が長期化すれば、短観での先行き改善幅も、吹き飛んでしまう可能性がある。 



短観では、供給力不足に伴う物価上昇圧力は確かに強まっていることが確認できた。だが、需要サイドが力強く推移していくのかが、まだはっきりしない。



物価動向も、日銀の思惑通りに進むかどうかは、まさしく物価上昇への家計の耐久力や原油動向など複雑な変数に左右されそうだ。



(中川泉 編集:田巻一彦)










http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140701-00000110-reut-bus_all
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